(知的・精神障害対象)グループホームの選び方 探し方②

2019年10月16日

2:関係事業所・担当者に聞く

前回はインターネットを活用した検索の仕方をご紹介しました。その長所はネット検索が出来る方であればとにかく簡単にすぐ調べることが出来ることです。しかし一方情報更新の有無による精度の問題、あるいはロケーションや評判などどうしても画面上では調べられることには限界があります。そうなるとやはり、そういった情報を知っている場所や人に聞くことが確実な手段となります。次の順番で相談していくと良いと思います。

(1)担当の相談支援員

担当の相談支援員がついてらっしゃる方はまずその支援員に相談しましょう。相談支援員は自立に向けた就労や生活全般の統括アドバイザーです。まずはその方に「グループホームでの生活を考えたい」旨を伝え探してもらいましょう。

(2)市区役所障害福祉(支援)課

相談支援員が担当についていない場合、又相談員以外からも幅広い情報を欲しい場合は是非こちらに問い合わせましょう。自宅から一般就労されている方などで相談支援員がついていない場合がありますが、グループホームの入居に当たっては相談支援員の存在は必須になりますのでその点も併せて障害福祉課に相談されると良いと思います。大田区や世田谷区の様に本庁だけでなく地域に分かれて地域庁舎がある場合があります。どちらに問い合わせるか等は電話で確認すると良いと思います。

(3)就労先

一般就労の場合少し厳しいかもしれませんが、就労A,B、生活介護等に就労している場合はそこからの情報も貴重な情報源になります。ホームの空き状況だけでなく、実際そのホームに入居していて就労している方もいらっしゃいますのでその方自身や作業所の方を通じてホームの雰囲気なども知ることができます。

(4)同地域の別グループホーム

インターネットやワムネットで電話問い合わせしたが空きがなかった。又紹介を受けて見学や面談を行ったが縁が無かった。このようにあるグループホームに接触したが縁が無かった場合、そのホームに同地域で空きがあるホームを紹介してもらう。という方法があります。地域や事業所にもよりますが、情報交換などで他ホームの情報を持っている場合も多く、ホームからの紹介で別ホームに決まったという例はたくさんあります。一か所ダメだったからといって諦めるのでなく「では、別のホームを紹介して下さい」この一言を必ず忘れずに言ってみましょう。

以上になりますが、とにかく多くの人に情報をもらう事が大事です。グループホームは全く足りていなく空きが無い状況に思えますが現実にはそんなことはありません。地域やタイプやタイミングが本人に合うホームがたまたま今目の前に現れないだけで、ホーム自体は毎年どんどん出来ていますし、現実に当ホームも3号棟において女性の利用者1人募集中です。ホーム側も空きの情報をいち早く利用者候補の皆様に届けたいと思っています。この情報が繋がった方から入居が実現しています。是非問い合わせのアクションを起こしましょう!

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